フリーランスは収入が安定しないから不安。稼げなかったら生活はどうなるのだろう・・
そんな不安があるからこそ、なかなか始めの一歩が踏み出せずにいる方は多いのではないでしょうか。
今回は、フリーランスライターに興味のある方に向けて、会社員歴15年を経てフリーランスに転向した筆者(ライター5年目)が
- フリーランスライターは稼げないと言われる理由
- 初心者ライターが20万円を稼ぐためにやるべきこと
- 月収20万円を突破した後にやるべきこと
について解説していきます。
今まさにフリーランスライターに転向したけれど、とにかく収入が伸びない方にもぜひ見ていただきたい内容が満載です!
稼げないフリーランスライターが多い現実
フリーランス人口が増加の一途を辿る今日この頃。
会社員を継続しながらも、「いずれはフリーランスとしてやっていきたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
でも、とりあえず出勤していれば安定した月給がもらえる会社員と違って、フリーランスは収入がとても不安定。
ライターを目指す人はたくさんいますが、多くの人が稼げるようになる前の段階であきらめてしまっています。
なぜフリーランスライターは稼げないのか
フリーランスライターが稼げないとは私自身思っていません。
現に会社員時代の年収400万(相当働いてましたけどね)は2年目で超えることができました。
ただ、フリーランスライターの中には稼げていない人も本当にたくさんいることは知っています。
なぜ稼げないライターが多いのか、それは稼げる案件を取りに行っていないからです。
ライティング案件には、どれだけこなしても稼げない超低単価案件がたくさんあります。稼げない案件というのは文字単価にして0.3円とかそれ以下のもののことを指します。
例えば月に3000文字記事を50記事かいても150,000文字で45,000円の収入。これを経験したら、「10万稼ぐなんてそもそも無理なんじゃ?」と思いますよね。
初心者ライターでも文字単価1円なら狙える!
フリーランスライターとして生活費を稼ぐことを考えたときに、とりあえず20万円を稼ぐことができればどうにかなると思う方は多いはず。私もそうでした。
実際は税金や保険のことも考えるともう少し上を狙いたいところですが、生きていく上で20万円の収入があれば多くの場合どうにかなります。
そこで考えなければならないのが、20万円をどう稼ぐか。
私の経験から申し上げると、まず「文字単価1円以上の案件に積極的にチャレンジすること」をおすすめします。
なぜなら、文字単価1円で20万文字書けば20万円は稼げるから。
がむしゃらに書いて20万円稼げるならそれでよし
もちろん20万文字書くとなると、5000文字記事を40記事。月に20日稼働して1日2記事を書くという計算なので結構きついです。
でも、できないことはないと思いませんか?
もちろん内容によります。知見のない分野なら難しいでしょうし、レギュレーション(執筆におけるルール)が厳しいとなかなかやりづらいでしょう。
ですが、緩め(修正などが少なめ)の案件なら20万文字は現実的に可能なボリュームです。
文字単価1円で月収20万円を経験するメリット
20万文字で20万円稼げるとなれば、一旦生活費はどうにかなります。大変ですけどね。
ですが、このやり方には他にもメリットがあるのです。
メリット1:書くことに慣れる
まず、月に20万文字も書いていれば、いやでも書くのは早くなりますし、書くこと自体に慣れることができます。
文章力は向上し、記事の基本的な構成についても自然に頭に叩き込まれます。
いわば修行のようなやり方ですが、量をこなすことは初心者ライターにとって非常にメリットがあると私は思っています。
ノートパソコンを使用する方は、絶対に外付けキーボードがある方が楽です。
私が愛用しているのはこちらのキーボード。打ちやすくて安い!
メリット2:月に20万文字書けるマインドセットが出来上がる
次に挙げるメリットは、マインドセット。
月に20万文字書いた経験があれば、「ああ、20万文字か、きついけどやれるよね」というマインドセットが自然に出来上がります。
ゆくゆくは単価を上げ執筆する文字数は減らしていく必要はあるものの、その気になれば20万文字書くことで生活に必要なお金は稼げるという安心感があればかなり強いです。
メリット3:文字単価が2円になれば40万円が見えてくる
3つ目のメリットは、20万文字で20万円が稼げたら、少し単価が上がるだけで一気に月収を挙げられるため、「もっと稼げそう」な気持ちになれること。
そして実際に文字単価はまともに執筆し続ければ必ず少しずつは上がるもの。
継続案件で単価交渉をするのもあり、新規案件でもっと単価の高いものを見つけるのもありです。
ちょっと考えてみてください。
20万文字を1か月で書くとして・・
文字単価1円なら 20万円
文字単価1.5円なら 35万円
文字単価2円なら 40万円
こうなってくると、いける気がしませんか?ライターの収入はやり方次第で50万円くらいまでなら割と本当に伸びます。
それ以上となると、かなり専門的な記事が書けたり、ライティング以外の作業も並行してこなしていたりする人が多いですが・・。
20万円を突破したら「文字単価にこだわる」べし
フリーランスライターとして成功するためには、やはり文字単価を上げていく必要があります。
20万円をどうにかがむしゃらに書いて書いて書きまくって達成したら、そこからは文字単価にとことんこだわりましょう。
全ての案件が文字単価2円を超えているのが理想。
こうなれば15万文字で30万円の月収を達成します。
※単価アップの秘訣については別の記事でまた書かせていただきますね!
私の場合、もともと会社員時代に月収20万ほどだったので、30万、40万と収入がUPしていくのは本当に気分がよかったです。(まあ、大変ではありましたが)
まとめ
フリーランスでやっていく以上、安定収入などは求められません。
でも、収入がとんでもなく下がることもあれば、びっくりするほど稼げることもあるのがフリーランスの良さ。
先の見えない不安に負けそうになることもはじめのころはきっとあると思います。
でも、毎日満員電車に揺られたり、残業を強いられたりすることはありません。その自由はやはりとてつもなく大きい!
フリーランスは「仕事が楽になる」生き方ではありません。稼いでいるフリーランスライターたちは、まあみんなそれなりに忙しく働いていますからね。
でも、やはり場所や時間にとらわれない生き方ができるって素晴らしいこと。
その自由を手に入れるためなら、一度本気でチャレンジしてみる価値は大いにあると、私は思います。
コメント