タイといえば多くの人がバンコクをイメージしますが、タイにはチェンマイやプーケットなどさまざまなエリアがあり、それぞれに良さがあります。
この記事では、タイに10回以上合計6ヶ月ほど滞在したことのある筆者が、タイ初心者に向けて、行き先の選び方について解説します。
特に、女性で初めて一人旅をされる方に読んでいただきたい内容です!
私はタイが好きで何度も行ってるのですが、私の話を聞いて初めてタイ旅行に行った人も多数!
ぜひ私の経験をあなたの旅のアイデアにも取り入れていただきたいです!
ちなみにタイ旅行に欠かせないSIMカードについてはこちらの記事に紹介しています!
タイに行くならまずエリアを選ぼう
はい、まずタイ旅行を検討するならエリアを選ぶことからはじめなければなりません。
日本でも、東京にいくか沖縄に行くか、大阪に行くか九州に行くかで過ごし方は大きく変わりますよね。
タイに行くというと、多くの方がバンコクを選びますが、バンコクだけがタイではありません。
ここでは、私がこれまで何度も滞在したタイの3つのエリアについて紹介しましょう。
定番の『バンコク』
まずはバンコクです。バンコクはタイの首都であり、タイで最も活気のある場所。
タイで一番初心者向けの定番旅をするなら、バンコク一択でしょう。
- スクンビット
便利でかつ日本人街があるので初心者にはハードルが低く楽しみやすい - カオサンロード
バックパッカーたちとの出会いがどこよりも多い街、うるさいけど楽しい - リバーサイド
高級ホテルでラグジュアリーなステイができるエリア
また、日本のように電車が整っているのもバンコクの良いところ。
BTSやMRTと呼ばれるこれらの電車は、SUICAのようなICカードを購入するのが便利。
いちいち切符を買うよりも断然楽にスイスイ移動できますよ♪
バンコクの良いところは、とにかくやることが多いことでしょう。
買い物、寺院見物、食べ歩き、スカイバー、など行くところやすることが多くて飽きることがありません。
一方で、車がものすごく多くどこへ行くにも渋滞!おまけに排気ガスで空がずっと曇っている印象なのは大きなデメリット。
ゆったりと安らげる旅にしたい方にはあまり向きませんね。
実は私は個人的にバンコクはイマイチ。いや、すごく楽しいところですよ!でも長期滞在(1ヶ月くらい)が多い私にとってはちょっと疲れてしまいます。
ちょっと交通の便は悪いですが、カオサンはとてもおもしろいので1度は行ってみるべき!
主にヨーロッパ方面からの旅行者で溢れかえる街は、夜も眠らないパーティエリア。
そのぶん、ストリートフードやマッサージなどはどこにでもあり、たいして動かなくてもすべて一通り揃っているので楽です。
バンコクはこんな人におすすめ!
- とりあえずタイを知ってみたい!
- 都会の雰囲気が好き!
- 寺院もしっかり抑えたいけれど田舎にずっといるのは嫌
- ガヤガヤしてる感じが好き!
- 35度を超える暑さも気にならない!
ゆったりくつろげる『チェンマイ』
バンコクよりもずっと北の方にある第二の都市チェンマイ。
日本人の移住者もそこそこ多く、住み心地の良い場所です。
チェンマイには過去3回ほど1ヶ月ずつステイしたことがありますが、バンコクとは全然雰囲気が違ってとても穏やかでのんびりしています。
バンコクと比べると見どころはかなり少なくなりますが、バンコクと比較して涼しいこと、車が少ないこと、自然豊かなことがプラスポイント。
私の友人(30代女性)は初めてのタイ旅行でバンコク・チェンマイ・プーケットに行きましたが、結局チェンマイが断然好きだったらしいです。
チェンマイに行くには、バンコクからの乗り継ぎになるケースが多いでしょうね。なので、その分ちょっぴり行くのが大変ではありますが、その価値はあると私は思います。
チェンマイはこんな人におすすめ!
- 都会より田舎が好き
- のんびりと旅を楽しみたい
- 車がめっちゃ多いところは疲れる
- あまり暑いとしんどくなってしまう
- 電車移動せず1箇所で旅を楽しみたい
個人的にイチオシの『プーケット』
実は今これを書いている私はプーケットに滞在中。
今やっと言いますが、私はタイの中でプーケットが一番好きです。
じゃあプーケットから紹介しようよ、となるかもしれませんが、そうすると多分プーケットのことだけで終わりそうだったのでやめました。
プーケットの良いところは、やはり海ですね。
で、海といっても単にのんびりするだけでなく、海のそばにすぐ街があるので、とにかく便利すぎるんですよ。
プーケットの中心地は「パトンビーチ」と呼ばれるところですが、この繁華街はビーチから歩いて1分のところにあるんですよね。
プーケットのおすすめホテルはこちらの記事をぜひ参照ください↓
ここで誤解のないように言いますが、プーケットのビーチ自体は、海の透明度的に沖縄本島くらいです。それも北部の綺麗な海じゃなくて、那覇くらい。
なので、透明すぎる海を求める方は必ず離島(ピピ島とか)に行ってください。
プーケットの何がいいって、たくさんありすぎてアレなんですが、まとめるとこんな感じです。
- ビーチが楽しい
大体木陰があるので暑すぎず、快適にビーチを楽しめるし、海が十分綺麗 - 1箇所にまとまっていて動きやすい
パトンにすべて凝縮されてるので、ここをおさえればOK - バンコクよりも暑くない
十分暑いですが、35度を超えるような死ぬ暑さには一応なりません
てな感じです。
補足しておくと、デメリットはバンコクよりも旅費が高くなる(乗り継ぎが必要な場合が多い)のと、物価がバンコクよりも高いことです。
でも高いといってもタイの物価は基本安いので、日本人の感覚だとそこまで痛くありません。だいたいバンコクより2割3割くらい高いイメージです。
プーケットはこんな人におすすめ!
- ビーチが好き
- 暑すぎるのは苦手
- ビーチ沿いでリゾート気分を味わえる滞在にしたい
- 都会の雰囲気はゼロでもOK
- シーフードが好き(プーケットはシーフードがとてもおおい)
タイの気になる物価は?食べ物で一挙紹介!
せっかく今(2023年5月)タイにいるので、大体何がいくらくらいなのか紹介しておきましょう。
ざっと食べ物紹介しますね!
ヌードル
こういうヌードルどこにでもありますが、大概ハズレなくて美味しいです。50〜80バーツ(200円〜320円)
フレッシュココナッツジュース
タイに来てこれ飲まないってのはダメです。ってくらい美味しいので絶対飲んでほしい!
これはビーチで注文したので60バーツとかでしたが、安ければ40バーツくらいでその辺に売ってます。(160円)
トムヤムクン
これはストリートでなくお店で頼んだトムヤムクンですが、確か150バーツ(600円)ほどでした。
トムヤムは具材のチョイスで値段が変わることも多いですが、これはシーフードミックスにしたとき。絶品すぎて泣きました。
他のパッタイやガパオと比べるとややトムヤムクンはお高めで量も多いことが多いです。安くても120バーツくらいの印象。
マッサマンカリー
ほぼ辛くなくてとにかくうまみがすごいマッサマンカリーは、ちょっと中心部を離れたところでお持ち帰り。ご飯付きで40バーツ(160円)でした。破格!!!
ちなみにこの鶏肉、もうほろほろで激うまなんですよね。
タイ料理は激辛も多いので、たまに体を休ませるためにマッサマンカリーを食べています笑
パイナップルフライドライス
フライドライスとは炒飯のこと。パイナップルフライドライスは知る人ぞ知るタイの名物で絶品。
こちらも辛くないので子供でも食べられるほど。
基本大盛りで登場するので、一人だとちょっと大変ですが、私はこれひとりで食べます笑
120バーツ(480円)ですが、2人前くらいの量あるので格安。とにかくうまい。
定番のパッタイ&ガパオ
雑に一緒に紹介してすみません。パッタイとガパオはだいたい同じくらいの値段ですね。
ここはお店だったのとパトンのど真ん中なので、やや高め。それでも100バーツ(400円)です。
だいたい屋台で買う場合は60〜70くらいの場合がほとんど。
ラッキーだったら50バーツ(200円)で買えるようなところもあります。場所次第ですね!
フルーツ
こういうふうに、ミニバッグであれこれフルーツを売ってる屋台があればラッキー。
だいたいはカットフルーツをすでに詰め込まれてるものが70バーツくらいで売られてるのですが、これは1つが20バーツ(80円!)
私は滞在中毎日2種類買っていました笑
その他もろもろ
食べ物はざっと紹介しましたが、他の物価事情についても参考までに書いておきましょう。
- ホテル・・3000円くらい出せば綺麗で便利の良いホテルに1泊できます。快適。
- ペットボトルの水・・500のペットで40円
- マックやバーガーキング・スタバ・・日本と同価格もしくはもっと高い!!!
- コンビニで買うお酒・・これも日本と同じくらいなので結構びっくり
- コンビニのおにぎり・・100円くらい、日本よりちょい安
ものによっては安くないものもありますね。
でもおおむね安い!特にホテルは本当に安いです。
いつも私は一泊3000円くらいのところに泊まりますが、もっとランクを下げても良いのでは?というくらい綺麗なところが多いです。
タイは楽しい!迷うくらいならぜひ行ってみて!
大好きなタイ。何度行っても飽きないタイ。
そんなタイの魅力を少しでも伝えたくて書いたこの記事が、多くの方の目に留まり、タイに行きたい気持ちを高めてくれたら嬉しいです。
あれこれと不安が多い海外旅行。でも行ってみれば大したことはありません。
案ずるよりも産むがやすし!
ぜひあなたも、タイへ行ってみてくださいね♡
コメント