外国人の彼氏と付き合っていると、
「外国人との結婚なんて大丈夫なの?」
「日本に住むの?それとも海外?」
「家族や親戚とうまくやっていけるの?」
そんなふうに、家族から心配された経験がある方もいるのではないでしょうか。
自分では彼との将来を真剣に考えている。
でも、一番身近な家族から反対されると、
「私の知らない何かが見えているのかな?」
「それとも、家族が外国人との結婚に偏見を持っているだけ?」
と、何が正しいのか分からなくなってしまいますよね。
今回は、「外国人彼氏との結婚を家族に反対されている」という30代女性からいただいたご相談をご紹介します。
最初は、彼との結婚を応援してもらいたいというご相談でした。
ところが、話を聞いていくうちに、相談者さん自身も彼との関係について考え直すようになっていきました。
※相談内容は個人が特定されないよう一部変更しています。

はじめに
私は現在、「Mayuのおしゃべり相談室」というオンライン相談室を運営しています。
国際恋愛、遠距離恋愛、国際結婚、離婚、海外移住。
経験だけは一丁前に豊富です。笑
私自身、たくさん悩み、迷いながらここまで来ました。
だからこそ、
「友達には相談しづらい」
「家族にも話せない」
「外国人との恋愛だから、周りに理解してもらえない」
そんな女性たちの気持ちに寄り添えたらと思い、この相談室を始めました。
国際恋愛をしていると、本人同士はうまくいっているのに、周りから反対されることがあります。
特に結婚となると、家族の心配も大きくなりますよね。
今回は、「外国人彼氏との結婚を家族に反対されている」というお悩みについてお話ししたいと思います。

ご相談内容
30代女性 えりさん
私は36歳で、オーストラリア人の彼氏と付き合っています。
彼とは仕事を通じて知り合い、付き合ってから2年になります。
現在は日本とオーストラリアの遠距離恋愛ですが、年に何度かお互いの国を行き来しています。
彼とは将来結婚したいと思っています。
彼も結婚について前向きで、
「いつか一緒に暮らそう」
「次に会ったときに具体的に話そう」
と話してくれています。
私自身も、これまで付き合った男性の中で一番自然体でいられる相手です。
ところが、私の両親が彼との結婚に反対しています。
母は、
「外国人と結婚して本当に大丈夫なの?」
と言います。
父からは、
「言葉も文化も違うのに、結婚してから苦労するんじゃないか。」
と言われました。
彼の仕事や収入についても心配されました。
一度彼を両親に紹介したのですが、両親はあまり良い印象を持たなかったようです。
彼は一生懸命日本語を話してくれましたし、私の両親にもとても気を遣ってくれていました。
だから私は、
「彼のことをもっと知れば、きっと分かってもらえるよ。」
と両親に言っています。
でも、母からは、
「あなたは彼のことが好きだから、悪いところが見えていないだけ。」
と言われました。
その言葉がすごく引っかかっています。
私は彼のことを信じています。
でも、家族からそこまで反対されると、
「私の判断は間違っているのかな?」
と不安になってしまいます。
彼との結婚を諦めるべきでしょうか?
それとも、家族を説得してでも彼との関係を続けるべきでしょうか?
まずお伝えしたいこと
私がえりさんに最初にお伝えしたのは、
「家族が反対しているからといって、彼との結婚を諦める必要はないですよ。」
ということでした。
同時に、
「でも、家族が反対しているからといって、必死に説得しようとしなくてもいいと思います。」
ともお伝えしました。
ここ、ちょっと矛盾しているように聞こえるかもしれません。
でも、私はどちらも大切だと思っています。
外国人との結婚だからといって、必ず苦労するわけではありません。
逆に、日本人同士なら必ず幸せになれるわけでもありません。
国籍だけで結婚生活の良し悪しを判断することはできません。
だから、
「外国人だから反対されている」
という理由だけなら、私はそれだけで彼との結婚を諦めなくてもいいと思います。
ただし。
家族がなぜ反対しているのかは、一度冷静に聞いてみてほしい。
「外国人だから嫌」という感情的な反対なのか。
それとも、
「彼の仕事はどうするの?」
「結婚後はどこに住むの?」
「生活費はどうするの?」
「あなたが海外に行くことになったら大丈夫なの?」
など、具体的な心配があるのか。
ここは分けて考える必要があります。
家族が反対する理由を一度整理してみる
えりさんのご両親は、最初は単純に「外国人との結婚だから」という理由で反対しているのだと思っていました。
でも、詳しく話を聞いてみると、実際にはもう少し複雑でした。
ご両親が一番心配していたのは、
「結婚後に娘が海外で暮らすことになるかもしれない」
ということだったのです。
私自身、元夫(アメリカ人)との結婚の話を両親にした時は、本当にいろいろと大変でした。
一人っ子なのもあり、両親を残してアメリカに移住することに対して自分自身が罪悪感を感じていたのが大きかったですね。
えりさんのご両親もきっと心配でたまらないのでしょう。
もしオーストラリアに住むことになれば、娘は家族から遠く離れて暮らすことになります。
言葉も違う。
文化も違う。
困ったときにすぐ助けに行くこともできない。
親からすれば、不安になる気持ちも分からなくはありません。
私はえりさんに、
「ご両親の反対意見を全部受け入れる必要はないけれど、心配していることを一つずつ聞いてみたらどうですか?」
とお伝えしました。
例えば、
「海外で暮らすことが心配なの?」
「彼のことが信用できないの?」
「結婚そのものに反対なの?」
と聞いてみる。
理由が分からないまま、
「どうせ外国人だから反対しているんでしょ!」
と考えてしまうと、親子で話し合うことも難しくなってしまいます。
反対する理由が分かれば、その一つひとつについて彼と一緒に考えることもできます。
「外国人だから」という理由だけなら、そこまで気にしなくてもいい
私は、国際結婚に関して一番気をつけたいのが、
「外国人だから」
という理由だけで、相手を判断してしまうことだと思っています。
外国人だから優しい。
外国人だから愛情表現が豊か。
外国人だから家族を大切にする。
逆に、
外国人だから浮気する。
外国人だから結婚生活が大変。
外国人だから離婚しやすい。
こういう考え方は、どれも少し乱暴ですよね。
結局のところ、相手がどんな人なのかは、その人自身を見なければ分かりません。
えりさんの場合、彼は2年間付き合っていて、遠距離でも関係を続けてきました。
彼女の両親にも会おうとしてくれています。
日本語も一生懸命勉強しているそうです。
そういう具体的な行動を見ることも大切です。
「外国人だから大丈夫」
でも、
「外国人だから危険」
でもない。
そこは冷静に見ていきましょう、とお伝えしました。
でも、家族の言葉をすべて無視する必要もない
ただ、ここからが今回の相談で一番大切なところです。
私はえりさんに、
「ご両親が言っていることの中に、少しでも気になることはありますか?」
と聞いてみました。
すると、えりさんは少し黙ってから、
「実はあります。」
と話してくれました。
彼は結婚について前向きな言葉を口にしてくれる。
でも、具体的な話になると、
「もう少し仕事が落ち着いてから」
「来年くらいには」
と先延ばしになることが多い。
また、結婚後にどこに住むのかについても、まだ具体的には決まっていませんでした。
さらに、彼の仕事が忙しい時期になると、連絡が減ることもありました。
もちろん、それだけで彼が結婚する気がないとは言えません。
仕事の事情もあるでしょう。
でも、えりさん自身が、
「両親に言われるまで、私はあまり深く考えていませんでした。」
と言ったのです。
私はここで、
「家族が反対しているから彼を疑う」
のではなく、
「家族の反対をきっかけに、自分自身が彼との将来をちゃんと考えてみる」
ことが大切なのではないかと思いました。
私が相談者さんにおすすめしたこと
えりさんには、
「ご両親を説得する前に、まず彼と2人で結婚後の生活について具体的に話してみてください。」
とお伝えしました。
例えば、
どこに住むのか。
仕事はどうするのか。
お金の管理はどうするのか。
将来的に日本に戻る可能性はあるのか。
子どもについてどう考えているのか。
お互いの家族とはどのくらいの頻度で会うのか。
こういった話です。
恋人同士なら、
「大好き」
「ずっと一緒にいたい」
という気持ちももちろん大切。
でも、結婚となると、それだけでは決められないこともあります。
特に国際結婚なら、住む国、ビザ、仕事、言葉、家族との距離など、日本人同士の結婚とは違う問題も出てきます。
だからこそ、
「家族を説得するために彼との結婚を急ぐ」
のではなく、
「自分自身が納得できる未来なのかを考える」
ことをおすすめしました。
3か月後、えりさんから届いたメール
相談から約3か月後。
えりさんからメールが届きました。
彼と結婚について、かなり具体的に話し合ったそうです。
最初は彼も、
「もちろん結婚したいよ。」
と言ってくれたそうです。
でも、
「じゃあ、いつ?」
「結婚後はどこに住む?」
「私は仕事をどうすればいい?」
と具体的な話になると、彼はまた話を先延ばしにしました。
えりさんは、
「今までなら、彼が『いつか』と言ってくれれば、それで安心していました。」
と書いていました。
でも、今回初めて、
「私は、彼の言葉よりも具体的な行動を見なければいけないのかもしれない。」
と思ったそうです。
そして、その後さらに彼と話し合いました。
すると、彼は結婚そのものを嫌がっているわけではないものの、
「今すぐ結婚するつもりはない」
という考えだったことが分かりました。
えりさんは36歳。
彼との結婚を考えている以上、時間についても真剣に考えたいと思っていました。
2人で何度も話し合った結果、将来についての考え方が大きく違うことが分かりました。
そして、えりさんは彼との関係を終えることを決めました。
ご両親が反対したから別れたわけではありません。
彼が外国人だったからでもありません。
「結婚したい」という気持ちはあったけれど、2人が思い描いている未来が違っていた。
それが、えりさんが出した答えでした。

私がえりさんに最後にお伝えしたこと
私はえりさんに、
「ご両親の言う通りでしたね。」
とは言いませんでした。
だって、そういうことではないからです。
もしご両親が彼との結婚に反対しなかったとしても、えりさんはいつか同じ問題に気づいていたかもしれません。
逆に、ご両親が最初から彼を応援していたとしても、2人の結婚に対する考え方が変わるわけではありません。
今回、ご家族の反対がきっかけになったことで、えりさん自身が彼との将来について深く考えることができました。
私はそれで十分だと思います。
最後に、
「家族の意見も、彼の言葉も、どちらもあなたの人生を決めるものではありませんよ。」
とお伝えしました。
家族はあなたを心配してくれる。
彼はあなたを愛してくれている。
それでも、
最終的にどんな人生を選ぶのかを決めるのは、自分自身です。
そして、自分で選んだ結果なら、たとえそれが別れだったとしても、必ずしも「失敗」ではありません。
えりさんは、
「彼と別れることになって、しばらくは毎日泣いていました。でも、今は『もっと早く自分の気持ちと向き合えばよかった』と思っています。」
とメールに書いてくれていました。
私は、その言葉がとても印象に残っています。
一人で抱え込まなくて大丈夫
外国人彼氏との結婚を家族に反対されると、
「家族と彼、どちらを選べばいいんだろう。」
と苦しくなってしまいますよね。
でも、必ずしもどちらか一方を選ばなければいけないわけではありません。
家族の心配を聞く。
彼の考えを聞く。
そして、自分自身はどうしたいのかを考える。
その3つを分けて考えてみてください。
「家族が反対しているから別れる」
でもなく、
「彼が好きだから家族の意見は無視する」
でもなく、
自分自身が納得できる答えを探していけばいいんです。
国際恋愛や国際結婚は、周りから理解してもらうまでに時間がかかることもあります。
だからこそ、
「私の考えがおかしいのかな?」
と一人で抱え込んでしまうこともあると思います。
もし今、
「家族に反対されているけど、彼と別れたくない」
「家族の言っていることも気になる」
「彼との将来について、どう考えればいいのか分からない」
そんなふうに悩んでいるなら、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
誰かに話してみることで、自分が本当に大切にしたいことが見えてくることがあります。
気になる方は以下のバナーをクリックしてくださいね。
Mayuのおしゃべり相談室で、あなたのお悩みを聞かせてください。
相談室のご予約、ぜひお待ちしております♪



コメント