遠距離恋愛はなんだかとてもしんどいことのように思われがち。
それもそのはず、遠距離恋愛でガマンするのはたいてい女の私たちだからです。
まあ男性もそれなりに寂しかったり不安だったりするのかもですが、まあ女のそれとは比べものになりませんよね。
今回は、相手に会えない触れられない、そんな寂しい遠距離恋愛中にどうすれば安定したメンタルを保てるか、というお話です。
これを書いている私は日本とアメリカの遠距離恋愛を2018年の終わり頃からずっと続けています。
もうすぐ5年でやっと終止符が打てた（結婚します！）私の経験談をお話ししていきますよ
相手に期待しない！ゴールだけを見据えて前に進むのが吉
はい、もう結論からお話ししますが、結局のところ不安や不満は相手への期待があるからこそ生まれるもの。
例えばどういうことかというと‥
「もっと話したい！彼の方からもっと電話してほしい」
という期待や願望があるときに、相手が一向にマメな連絡をよこさない。この時点で不満が蓄積され始めます。
これは非常によくある不安の元だと思うんですよね。私も何百回となくこのことで嫌な気持ちになりました。
でも、期待したとおりに相手は行動しませんし、それでいちいちイラついているとそれが態度に出てしまい、彼の方を今度は逆にウンザリさせてしまうという最悪なループにハマります。
では、どうすれば良いのか。
相手に対して期待するのをやめる
もう、求めない。
例えば、電話してもらう、メッセージしてもらうことを義務付けたとして、彼がきちんと連絡をくれたとしましょう。
きっと今度は「でも私が頼んだからしてくれてるだけで、彼は面倒だと思ってるかもしれない」という不安が生まれます。
そう、キリがないんですよ。
あなたはきっと、「言われなくても彼の方が毎日私のことを恋しがって、電話やメッセージをたくさんよこしてくれるのが理想的」だと思っているのですから。
でもそれを実現するためには、彼の性格や感情の部分をコントロールするほかありませんから、超能力でも使わない限り無理なんですよね。
なので、そういう期待自体をもう持たないのが一番の解決策であることをまずは知っておく必要があります。
では結局こちらがずっとガマンしないといけないのか
こう思った方がきっとほとんどでしょう。
なにそれ、女がずっと我慢しなきゃいけないなんて、なんて不公平な関係性なんだ！！！
でも、まあ雑に言えばそういうことです。
というか、その恋愛を成就させたいと思うのであれば、常に開催されているガマン大会で勝ち続けるくらいの我慢強さが最高の武器になります。
なぜって、男という生き物は女がネチネチ文句や嫌味を言い続けることを極端に嫌がるから。
極端にいうと、それが原因でいきなりフラれるみたいなことまで起こりかねません。
要するに、男はキャパが小さい。受け入れて包み込むのは女の仕事なんですよ、きっとずっと昔から。
ガマンする前に一度だけ彼に思いを伝えること
でも、ただ単にずっと黙って不満も不安も口にしないなんてことは不可能ですし、そうしないとうまくいかない関係ってどうなの？という話にもなります。
ではどうすれば良いのか、その答えは「一度だけこちらの要望を明確に彼に伝えておく」ことです。
ここで大事なのが「一回言ったらもうその話には触れない、二度と言わない」くらいの渾身の一撃を喰らわせておくこと。
かつ、言い方がとても大事。
ポイントをまとめておきましょう。
⚫︎遠回しに言わず直球で伝える（回りくどく言うと下手したら全く伝わらない）
⚫︎彼の心の余裕がある時を狙って話す（仕事などで立て込んでる時は絶対ダメ）
ここでほとんどの女性がやりがちなのが、上記を全て守らない伝え方をしてしまうこと。
暗い感じでネチネチと、かつ直球ではなく回り道しまくる表現で、彼が仕事で猛烈に疲れていて心に余裕のない時に話す。
これやると意味が全然ありません。
そして先ほど言ったようにチャンスは一度！（いや、別に何度だっていいんですけど、繰り返し同じようなことを言うのはあまり好まれないので）
うまく伝えるとしたらこんな感じですね。
私は遠距離で離れてて寂しいし、できたら頻繁に声が聞けたら嬉しいんと思ってる。
別に長く話さなくてもいいし、疲れてる時はものの1分でもいいしさ。
あなたの日常に私がちゃんと存在してるって感じられるから、コミュニケーションってすごく大事だと思うんだよね！
まあこんな感じで、かつ声のトーンも明るめに言うと伝わりやすい、というか伝わらないわけないですよね。
頻繁に電話したいというこちらの要望は彼に伝わるはずです。
大事なのは、「こうしてくれないと嫌だ」ではなく「こうしてくれたら私すごく嬉しい！」と言ういい回しを使うこと。
同じことを言うにしても、伝わり方がうんとポジティブになりますから。
一度伝えたら今度は自分の毎日のやり過ごし方を見直す
彼に思いを伝えたら、あとはもう自分次第。
で、ここでやりがちなのが、「要望を伝えたんだから相手がすぐに変わってくれるだろう、私のことが好きならきっとそうだろう！」という大きすぎる期待。
変わりませんよ、そんな簡単に。
それはあなたの彼が優しくないとかではなく、もう一般的に「人は簡単に変わらない」のが常なので仕方ありません。
なので、ここからはあなたがどうその遠距離恋愛をうまく続けていくか、毎日をどうやり過ごすか、その部分が非常に大事になってくるわけです。
遠距離でもあなたと付き合うと決めた彼の気持ちを理解する
遠距離恋愛なんて、恋愛の楽しい部分をごっそり引き抜いた、難易度が高い上にあまり楽しくない恋愛なんですよ。
いや、遠距離恋愛だからこそのメリットもたくさんあると私は思っていますよ？
でもデートしたりそばにいて時間を過ごしたりできないわけなので、恋愛としては正直とても微妙。
でもあなたは彼と付き合っていますし、彼もあなたと付き合うことを選んだわけです。
なぜか！
離れていてもあなたを彼女にしておきたいと彼が思っているからですよね。
これぞ遠距離のすごいところです。
その辺で近場の女性を探す方が彼ももしかしたら毎日楽しく過ごせるかもしれないのに、遠く離れたあなたを選んだんです。
それだけの価値があなたにはある。
いわば、ものすごく条件は良くないけれど（遠距離だからね）他の誰でもなくあなたとの恋愛を彼が選択した事実をあなたはわかっていますか？
このことを考えると、きっと今どれだけ遠距離恋愛に苦戦している方でも多少気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
人がネガティブ妄想を暴走させるのは決まって暇なときである
女は妄想癖を多かれ少なかれ持っていますが、ネガティブな妄想を膨らましてわけもなく泣いたり落ち込んだりするのって、決まって夜とか暇な時です。
じゃあ、暇な時間や夜のゆっくりした時間の過ごし方を考えてみてはいかがでしょう。
ここで私が自分の経験上、非常に有効だったのが「本を読む」こと。
「いやー読書ってあんまり私やらないんだよね〜」
と思った方、ちょっと話だけでも聞いてくださいね。
私はライターで生計を立てているくせに、まったく本を読まない人なので、これを習慣にするハードルはものすごく高かったです。
でも、習慣になると読書は自分の世界に入り込めて、余計なことを考える暇をなくしてくれることが分かったんです。
読書専用の端末を買ってみる（Kindleなど）
本屋で本を買うよりも、ポチッとネットで本を選んで購入できる方が圧倒的に楽、かつ電子書籍で読むメリットはたくさんあります。
ここは、新たな習慣を身につけるためにまず形から入るのがおすすめ。
私はKindleを買ってから本を読める人、になることができました。
ちなみに、Kindleは↓が一番安いモデル。これで十分です！
Kindleの書籍はスマホでも読むことができます。アプリがありますからね。
なのに、なんでいきなり電子書籍をこんなにおすすめするのか、そこには訳があります。
Kindleをおすすめする理由は以下の通り。
⚫︎スマホの通知を気にせず読書だけに集中できる（このメリットかなり大きい）
⚫︎持っているだけでちょっと気分が上がる！
Kindleがあれば、スマホ離れができます。
スマホ離れができれば、彼からの電話が来ないとかメッセージが既読にならないとか、ややこしいことから気持ちを逸らすことができますからね。
恋愛系のアドバイスが満載の書籍から読んでみる
読書に馴染みがない人が、いきなり長編の小説を読もうとしてもなかなか続きません。
なので、あなたがまさに今最も興味関心を持っている、「恋愛」に絡むものを選んで1冊読んでみてください。
おすすめ挙げておきますね。
◆男性心理と女性心理がどれだけ違うか分かってすっきりできる本。
◆男性心理をわかりやすく書いてくれている沖川東横先生の本。
◆同じく沖川東横先生による「連絡頻度」の悩みに関する本、これおすすめ。
◆国際恋愛ならこの本良いです！ハワイ婚活の大先生レイコ・キーファートさんの名書！
こういう本なら読書嫌いの方でもきっと読めるはず。
そして「読む」ことに慣れてきたら、ここからはもう少し別のジャンルのものにもトライしてみると良いですね。
ちなみにKindleアンリミテッドに登録すれば定額で一部（かなりの量あります）の書籍が読み放題なので、慣れてきたら登録してみても良いですよ！
まとめ
思った以上にKindleについて熱く語ってしまったのですが、要は遠距離恋愛成就のために必要なのはガマンであるということが伝えたかった今回の記事。
お説教のような感じではなく伝わったなら嬉しいですがどうでしょう？
結局男は自分の彼女や奥さんには笑顔でいてほしい、というシンプルな願望がとっても強いんじゃないかなと思います。
幸せそうにしてほしいなら幸せにしてくれよ！
と噛みつくのではなく、ちょっとこちら側でできることも考えてみましょう。
あなた自身がうんと楽に、ハッピーな遠距離恋愛ができるようになるかもしれませんよ🎵
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